歌わなきゃイカンの

音を愛しております。

真面目にお歌を歌うことが私に課せられた課題です。
でもちょっとだけ歌うことをためらう時もある…。
今年もあの恐ろしいフリマ会場での出演依頼がきました（笑）



ご当地アイドルとミッフィーショウの合間に突然現れるメタル野郎。
はっきりいって度胸試し以外の何物でもありません。

でもね、いい。
もう、いい。
やりたいことをやっております的な、自由の翼を広げまくってる的な、オトナの姿を見せてやろうじゃぁないの（笑）

それにしても、もう１年経つんだな…というお年寄りのようなしみじみとした感想を持ってしまいます。
去年の５月の話なのに、ついこの間の出来事のような気がしてなりません。

この一年、いろんなところで歌ってきました。
いろんな想いを抱えて。
春も夏も秋も冬も。
いつだって最高に楽しかった。
でも目まぐるしすぎてあんまり記憶がありません。
おそらく立派な記憶障害の域に達しております。
ライブの写真を見て振り返ろうと思っても、さっぱりわかならない。
私は一体何をしていたんだ？という写真ばかり。
（だから動画見て死ぬんだけどさ）

私の人生はいつも疾走。
基本的に留まることを知りません。
いや、「留まる」という手法は知っておりますが、私にその技は使えない。攻撃呪文しかもたない魔女は癒しの呪文が唱えられないようなもんです。
そして、年齢という魔女レベルは上がっても、私っていう魔女はちっとも成長しなくて困ってしまいます。おそらく一生このままなのでしょう。残念すぎる魔女であります（笑）

でもいい、賢いロックンローラーなんてくそ喰らえだ。
ロッカーは賢者にはならん。

悩まないのは馬鹿だからです。
馬鹿野郎に悩みはないのです。
ちょっと賢いフリなんかして、悩めることを引っ張り出しても、私はこのまま生きることしかできないのが答えなので、悩んでも無駄です。無駄なこともなかなか魅力的ではありますが、もっと楽しい無駄なことに精を出したいと考えております。

音を愛してよかった。
そしてまた戦場へと出向いて闘うさ。


魔女は音に愛を捧ぐ
恐ろしい魔女を悩ませるのは花の亡霊
音を愛してよかったと魔女は言う
魔女には音が必要
だから歌う、いつまでも
奏でる音は記憶を奪い
毒薬が好物に変わる
それでも歌う、いつまでも