【izukiti焼き物シリーズ ヤミサクヒン】
連休わぁーい!と言いたくて、お仕事がんばりました。
家族で楽しく思い出作り♪みんなでドコに出かけようかと楽しみにしていた矢先、休みに入ったと気を抜いた私の身体は、いままでの鬼のような抵抗力をすべて失い一気に病原菌をすべて受け入れてしまうという恐ろしい事態へ…。
で、結果、まる二日間高熱にうなされ、あげく歯茎に雑菌が入り、化膿して顔が3倍に膨れ上がり、口をあまりあけられないのと、噛めないためゼリー状のものしか口にできず、もうどこまで最悪なんだと怒りがこみ上げてきても、ろくなものも食べれないので怒り爆発パワーも発揮できず、このまま腐るしか方法はないのか…と悲しい気持ちになるしかない状況に耐えつつ、連休は過ぎ去っていってしまいました…。
それにしても、顔…顔だけはやめて欲しかった…。
いつもいつも思います。前にもこんなことがありました。前は喉の雑菌により、顔中の毛穴という毛穴から膿が出るという恐ろしい状態に陥ったことがあります。喉の使いすぎ…まぁ、歌の歌いすぎによる病気でした。
この時は顔は4倍に膨れ上がりました。顔の原型はもうどこにもないような状態です。夜中に高熱を出し、朝、膨れ上がった顔で、両親に病院に行きたいんだけど…と言ったとき、両親はとてもびっくりして、
どうしたーーーー!!!!!!
と言いながら大爆笑しました。
あまりにも顔が面白かったため、耐えられなかったそうです。腹を抱えて笑い終えた後、心配そうな顔をして、
「ダイジョブ?」
と言われましたが、
「所詮、人間なんて、自分の子供がただならぬ状況に陥っていても、おかしけりゃ笑うのさ…」
と、すっかりすねてふてくされながら病院に行ったのをよく覚えています。
今回はそのときに比べればずいぶんましだとは思いますが、でも顔が膨れ上がるのは本当に気分の悪いものです。ちなみに私は、顔の膨れ上がる病気「おたふく風邪」を3回やっております。幼稚園の時と小学校の時と高校のときです。
いつもいつも思うことがあります。ていうか、希望ですが、病気にもいろいろあって、できればどんな病気もしたくありませんが、もしも選ぶことができるなら、
顔とは関係ないところの病気にして下さい、神様!
と思うのです。
不謹慎だとは思いますが、
できればもう少しカッコイイ病気にして下さい、神様!
と思ってしまうのです。
この顔では、どんなにかわいそうだったとしてもコメディにしかならないのです。カッコイイ生き方にこだわりを持っている私なのに(でもカッコよくないけど)、なんでいつもカッコワルイとしか言いようの無い病気になるのかが、ワカラナイっ!
わりと病弱なのはいいです。仕方ありません。そこはまぁ許します。でも、でもせめて、もう少し「笑い」とは程遠い病気にして欲しいのです…。
顔が腫れたままで一生生きるのは無理でしょうからこのまま治りそうもなかったらお医者さんに行かなければいけません。
お医者さんに行ったらまた切開ということになるかもしれません…。
お医者さんに、顔が腫れたままでも問題なければそのままでいいですよ、と言われたとしても、腫れているのは片側です。せめて両側だったらそういう顔の人としてその後の人生を生きることができたかもしれませんが、なにせ片側です。ものすごくバランスが悪い上にやっぱりオカシイのです。ですからはやりおとなしく切開して治した方がぜんぜんいいに決まってます。
ツマラン…。痛いのは面白くもおかしくも楽しくも嬉しくもない!これが私にとって究極の「ツマラン…」ということなのかもしれません。顔だけは、やだ!もうイヤなんだーーー!!!!
まぁ、たいした顔じゃないですが、顔というのは普通、隠しておけないものですからね…。
そうだ、顔を隠して生きる!っていうのもなかなかカッコイイのでは…??
いやいや、外でご飯食べるとき大変だろう……。
でもでも、顔を出さないで飲食するという、すごい技をあみだせばいいのでは…??
そうだ、ガスマスクをグレードアップさせたみないなカッコイイマスクを作って、24時間外さずに何十年も過ごすなんて、けっこうロマンじゃないか??うん、まるで「少女鉄仮面伝説のスケバン刑事2」みたいだ…。
ふぅ……逃避してもね、どうにもならないですよね。はい…わかってマス。
だから、顔だけはーーーー!ぶもぶもぶもっー!
心からの叫びです。
そして、そんな事を心でさけびながら、外に出ることもできない私は、イヤなことを忘れるために、素焼きの終わった陶芸の作品を一心不乱にヤスリがけして、一人寂しく過ごすのでございます。だってっ…化膿している箇所があるときは、酒も飲めないしっ!!!シクシク…
そして、ヤスリがけの終わった作品に「絵付け」をすることにしました。
今は心が、病んでいるので、今作品を作ると「ヤミサクヒン」になります。
「ヤミサクヒン」というのは、「病み作品」でございまして、何かしら病んでいる時にしか作ることの出来ない貴重な作品です。基本的に病むことの少ない私なので、年間に2~3作品できればいい方です。
今回は、陶芸にこの「ヤミパワー」を使用しました。
陶芸での「ヤミサクヒン」は初です♪
こんなカンジに仕上がりました。


これからう「うわぐすり」をつけて、もう一度焼きます。
この作品は、私の中で化膿している細胞たちが戦っている様子です。
一生懸命、熱を発しながら戦っているのですが、途中で挫折しそうになり、
「もー細胞壁でもつくってさ、植物っぽくなっちゃう?」
「でも、まぁ、壁作ったからって、いいことないよな、葉緑素もねーしなー。」
「じゃあ、壁やめとくかぁ…」
と、こんな気持ちが表現されています。
そして、中には、病原菌に犯されたからと切り離され捨てられた細胞達がいます。いまにも消え入りそうなこの細胞たちは、互いに寄り合い、己の運命を受け入れるしかないのです。そこにもドラマがありまして、きっと涙なくしては語れないのですが、めんどくさいのでスルー。
これらのいろんな細胞達の感情が入り交じってできたのが、
この「ヤミサクヒン:顔面細胞戦闘記~顔よさらば~」
でございます。






焼いたらどんなふうに仕上がるのか楽しみです。
病んでいるときも、病んでいるパワーを利用する気合の入ったワタクシでございます。こんな湯のみはおそらくどこを探してもここにしかありません。そしてこんな湯のみは誰も欲しがりません。でも、私はコレで玄米茶をすすりながら、あの時は辛かったなぁ…と、20年後くらいに語ります。
鬼ババアの持つ湯のみに相応しい湯のみなのです。
家族で楽しく思い出作り♪みんなでドコに出かけようかと楽しみにしていた矢先、休みに入ったと気を抜いた私の身体は、いままでの鬼のような抵抗力をすべて失い一気に病原菌をすべて受け入れてしまうという恐ろしい事態へ…。
で、結果、まる二日間高熱にうなされ、あげく歯茎に雑菌が入り、化膿して顔が3倍に膨れ上がり、口をあまりあけられないのと、噛めないためゼリー状のものしか口にできず、もうどこまで最悪なんだと怒りがこみ上げてきても、ろくなものも食べれないので怒り爆発パワーも発揮できず、このまま腐るしか方法はないのか…と悲しい気持ちになるしかない状況に耐えつつ、連休は過ぎ去っていってしまいました…。
それにしても、顔…顔だけはやめて欲しかった…。
いつもいつも思います。前にもこんなことがありました。前は喉の雑菌により、顔中の毛穴という毛穴から膿が出るという恐ろしい状態に陥ったことがあります。喉の使いすぎ…まぁ、歌の歌いすぎによる病気でした。
この時は顔は4倍に膨れ上がりました。顔の原型はもうどこにもないような状態です。夜中に高熱を出し、朝、膨れ上がった顔で、両親に病院に行きたいんだけど…と言ったとき、両親はとてもびっくりして、
どうしたーーーー!!!!!!
と言いながら大爆笑しました。
あまりにも顔が面白かったため、耐えられなかったそうです。腹を抱えて笑い終えた後、心配そうな顔をして、
「ダイジョブ?」
と言われましたが、
「所詮、人間なんて、自分の子供がただならぬ状況に陥っていても、おかしけりゃ笑うのさ…」
と、すっかりすねてふてくされながら病院に行ったのをよく覚えています。
今回はそのときに比べればずいぶんましだとは思いますが、でも顔が膨れ上がるのは本当に気分の悪いものです。ちなみに私は、顔の膨れ上がる病気「おたふく風邪」を3回やっております。幼稚園の時と小学校の時と高校のときです。
いつもいつも思うことがあります。ていうか、希望ですが、病気にもいろいろあって、できればどんな病気もしたくありませんが、もしも選ぶことができるなら、
顔とは関係ないところの病気にして下さい、神様!
と思うのです。
不謹慎だとは思いますが、
できればもう少しカッコイイ病気にして下さい、神様!
と思ってしまうのです。
この顔では、どんなにかわいそうだったとしてもコメディにしかならないのです。カッコイイ生き方にこだわりを持っている私なのに(でもカッコよくないけど)、なんでいつもカッコワルイとしか言いようの無い病気になるのかが、ワカラナイっ!
わりと病弱なのはいいです。仕方ありません。そこはまぁ許します。でも、でもせめて、もう少し「笑い」とは程遠い病気にして欲しいのです…。
顔が腫れたままで一生生きるのは無理でしょうからこのまま治りそうもなかったらお医者さんに行かなければいけません。
お医者さんに行ったらまた切開ということになるかもしれません…。
お医者さんに、顔が腫れたままでも問題なければそのままでいいですよ、と言われたとしても、腫れているのは片側です。せめて両側だったらそういう顔の人としてその後の人生を生きることができたかもしれませんが、なにせ片側です。ものすごくバランスが悪い上にやっぱりオカシイのです。ですからはやりおとなしく切開して治した方がぜんぜんいいに決まってます。
ツマラン…。痛いのは面白くもおかしくも楽しくも嬉しくもない!これが私にとって究極の「ツマラン…」ということなのかもしれません。顔だけは、やだ!もうイヤなんだーーー!!!!
まぁ、たいした顔じゃないですが、顔というのは普通、隠しておけないものですからね…。
そうだ、顔を隠して生きる!っていうのもなかなかカッコイイのでは…??
いやいや、外でご飯食べるとき大変だろう……。
でもでも、顔を出さないで飲食するという、すごい技をあみだせばいいのでは…??
そうだ、ガスマスクをグレードアップさせたみないなカッコイイマスクを作って、24時間外さずに何十年も過ごすなんて、けっこうロマンじゃないか??うん、まるで「少女鉄仮面伝説のスケバン刑事2」みたいだ…。
ふぅ……逃避してもね、どうにもならないですよね。はい…わかってマス。
だから、顔だけはーーーー!ぶもぶもぶもっー!
心からの叫びです。
そして、そんな事を心でさけびながら、外に出ることもできない私は、イヤなことを忘れるために、素焼きの終わった陶芸の作品を一心不乱にヤスリがけして、一人寂しく過ごすのでございます。だってっ…化膿している箇所があるときは、酒も飲めないしっ!!!シクシク…
そして、ヤスリがけの終わった作品に「絵付け」をすることにしました。
今は心が、病んでいるので、今作品を作ると「ヤミサクヒン」になります。
「ヤミサクヒン」というのは、「病み作品」でございまして、何かしら病んでいる時にしか作ることの出来ない貴重な作品です。基本的に病むことの少ない私なので、年間に2~3作品できればいい方です。
今回は、陶芸にこの「ヤミパワー」を使用しました。
陶芸での「ヤミサクヒン」は初です♪
こんなカンジに仕上がりました。


これからう「うわぐすり」をつけて、もう一度焼きます。
この作品は、私の中で化膿している細胞たちが戦っている様子です。
一生懸命、熱を発しながら戦っているのですが、途中で挫折しそうになり、
「もー細胞壁でもつくってさ、植物っぽくなっちゃう?」
「でも、まぁ、壁作ったからって、いいことないよな、葉緑素もねーしなー。」
「じゃあ、壁やめとくかぁ…」
と、こんな気持ちが表現されています。
そして、中には、病原菌に犯されたからと切り離され捨てられた細胞達がいます。いまにも消え入りそうなこの細胞たちは、互いに寄り合い、己の運命を受け入れるしかないのです。そこにもドラマがありまして、きっと涙なくしては語れないのですが、めんどくさいのでスルー。
これらのいろんな細胞達の感情が入り交じってできたのが、
この「ヤミサクヒン:顔面細胞戦闘記~顔よさらば~」
でございます。






焼いたらどんなふうに仕上がるのか楽しみです。
病んでいるときも、病んでいるパワーを利用する気合の入ったワタクシでございます。こんな湯のみはおそらくどこを探してもここにしかありません。そしてこんな湯のみは誰も欲しがりません。でも、私はコレで玄米茶をすすりながら、あの時は辛かったなぁ…と、20年後くらいに語ります。
鬼ババアの持つ湯のみに相応しい湯のみなのです。
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