レバ刺しからのシマウマ
友人が言いました。
「あ~レバ刺し食いてぇなぁ~。」
私はレバ刺しは食べられません。
何時だったか、ニュースになったレバ刺しの食中毒事件。平成24年7月から、食品衛生法に基づいて牛のレバーを生食用として販売・提供することを禁止したそうです。レバ刺しが食べられなくなったとニュースで騒いでいた時もとても不思議でした。
「世の中の人はみんなレバ刺しをこんなにも好んで食べていたのか…。」
と。
未知の世界。レバ刺しを食べたことのない私には全くもって未知であります。
なんでレバ刺しが食べられないのか…それは簡単な理由で「気持ち悪いから」でございます。基本ナマモノのダメは私は、動物系を生で食べようという考えがないのです。これってもしかして草食系ではないだろうか。もしも私が恐竜だったなら、生肉は食えませんからたぶん草食恐竜です。できれば大型のブラキオザウルスとかがいいです。でもアンキロサウルスのしっぽも捨てがたい。あんな楽しそうなしっぽがあったら24時間振り回していたいです、自動で。
人間は普通、ナマモノを食べられる生物であり、食べられない人の方がはるかに少ないはずです。うちの家族も私以外は好んでナマモノを食べておりますし、息子に至ってはお刺身なんかは大好物。なんで私にはそれが出来ないのだろうか…不思議です。やっぱり草食系だからだとしか考えられません。もしかしたら祖先はシマウマだったり、ぬーだったり、バンビだったりするのかもしれないのです。
正直、ぬーは勘弁してもらいたい、とか思ってしまうのは罪ですか…
じゃぁ、せめてシマウマ。馬になるんだったらただの馬よりも縞がある馬でありたい。きっとこんな向上心からシマウマは生まれたのだと思います。私もただの馬からどうにかして無理にでもシマウマになってやります。だけど群れでの生活がイヤになり、一人さまよう孤独なシマウマになります。私は何時の時代も群れられなくて苦労してきた人間なので草食系でありながらも群れをなせないという苦労を背負って生きていかねばならない運命なのです。しかしシマウマは団体で生活するからあの縞が役に立っているのに、群れられないわけですから大変です。一体どうやって身を守ればいいのやら…。
そこできっと考えるのでしょう。肉食動物におそわれて食われるのは嫌だ。肉は食えないけれどとりあえず噛みついてやろう…と。馬系かみつき攻撃は威力がなさそうですがきっと怖い。奥行きがある分、恐怖心を引き出せるはずです。肉食動物の頭を飲み込むように噛みついてやれば相手は噛みつけませんからものすごく怖い思いをすると思うのです。
はははは、どうだ、怖いだろう肉食野郎め。
でもこの後は一体どうすればいいのかが問題です。シマウマは牙がありませんからそのままそのままむしゃむしゃとは食べられませんし、そもそも生肉は食いたくないのでオエっとなってしまいます。この体制の長時間は辛いはず…飲み込めもしないものを大口開けて長時間口の中に入れておくなんてこちらにとってもけっこうな拷問です。しかし肉食野郎を放してしまったらヤツはまたおそいかかってくるかもしれない。うーんどうしたものか。
ここは嫌でも我慢してあむあむと噛んでしまうほか方法はない。どうにも動けないのならばできることを試しながら進んでいくしか方法はないのだから。
そうして私は頑張って噛みます。でも草食ですから歯が平らで、すりつぶすようにしか噛めないのです。肉食野郎の頭をすりつぶすように噛む。するとやっぱり汁みたいなのが出てきてオエっとなり、肉食野郎を吐き出してからアイスコーヒーで口の中の不快を取り除こうとするように、その辺に生えているハーブ系の草をむしゃむしゃ食べてその場を凌ぐのです。
その隙に、頭をゴリゴリやられちゃった肉食野郎はあまりの恐怖に、涙目で去っていきます。世の中にはこんな進化をとげようと頑張っているシマウマもいるんだと身体でその恐怖を感じとったのです。さすが野生。そして肉を喰らうはずの肉食野郎はこれがトラウマになって草も食べるようになるかもしれません。それはそれでいいことです。(何が?
で、こんなことを何度か繰り返しているうちに、群れられないシマウマはこの戦法で肉食動物と戦うように進化していきます。すり潰し型の歯も少しづつ鋭くなってギザギザの牙になってきました。だけどその牙は身を守るときにしか使いません。普段は草を食べて大人しくしています。一人静かにひっそりと草を食べてわずらわしい群れにお世話になることなく、時々肉食野郎と戦ってはオエっとなりつつ身を守る。
ん、理想のシマウマだ。
…どうしてレバ刺しが食べられないという話からこんなことになってしまったのだろうか。まぁ実際レバ刺しのことはどうでもいいんです、私の食べ物じゃないし。ただ、レバ刺しというものを一生だべられない私は、一度でいいからレバ刺しっていう言葉を使ってみたかったってコトです。友人みたいに「レバ刺し食いてぇなぁ。」とは言えませんから。
どのみちレバーは煮ても焼いても食えませんけどね。フォアグラも嫌いですけどね。草食系な私は理想のシマウマ目指して頑張っときます。
今年は午年ですからね。
そんな感じで今年の年賀状をシマウマにした次第です。

模様があるってイイことだ。
「あ~レバ刺し食いてぇなぁ~。」
私はレバ刺しは食べられません。
何時だったか、ニュースになったレバ刺しの食中毒事件。平成24年7月から、食品衛生法に基づいて牛のレバーを生食用として販売・提供することを禁止したそうです。レバ刺しが食べられなくなったとニュースで騒いでいた時もとても不思議でした。
「世の中の人はみんなレバ刺しをこんなにも好んで食べていたのか…。」
と。
未知の世界。レバ刺しを食べたことのない私には全くもって未知であります。
なんでレバ刺しが食べられないのか…それは簡単な理由で「気持ち悪いから」でございます。基本ナマモノのダメは私は、動物系を生で食べようという考えがないのです。これってもしかして草食系ではないだろうか。もしも私が恐竜だったなら、生肉は食えませんからたぶん草食恐竜です。できれば大型のブラキオザウルスとかがいいです。でもアンキロサウルスのしっぽも捨てがたい。あんな楽しそうなしっぽがあったら24時間振り回していたいです、自動で。
人間は普通、ナマモノを食べられる生物であり、食べられない人の方がはるかに少ないはずです。うちの家族も私以外は好んでナマモノを食べておりますし、息子に至ってはお刺身なんかは大好物。なんで私にはそれが出来ないのだろうか…不思議です。やっぱり草食系だからだとしか考えられません。もしかしたら祖先はシマウマだったり、ぬーだったり、バンビだったりするのかもしれないのです。
正直、ぬーは勘弁してもらいたい、とか思ってしまうのは罪ですか…
じゃぁ、せめてシマウマ。馬になるんだったらただの馬よりも縞がある馬でありたい。きっとこんな向上心からシマウマは生まれたのだと思います。私もただの馬からどうにかして無理にでもシマウマになってやります。だけど群れでの生活がイヤになり、一人さまよう孤独なシマウマになります。私は何時の時代も群れられなくて苦労してきた人間なので草食系でありながらも群れをなせないという苦労を背負って生きていかねばならない運命なのです。しかしシマウマは団体で生活するからあの縞が役に立っているのに、群れられないわけですから大変です。一体どうやって身を守ればいいのやら…。
そこできっと考えるのでしょう。肉食動物におそわれて食われるのは嫌だ。肉は食えないけれどとりあえず噛みついてやろう…と。馬系かみつき攻撃は威力がなさそうですがきっと怖い。奥行きがある分、恐怖心を引き出せるはずです。肉食動物の頭を飲み込むように噛みついてやれば相手は噛みつけませんからものすごく怖い思いをすると思うのです。
はははは、どうだ、怖いだろう肉食野郎め。
でもこの後は一体どうすればいいのかが問題です。シマウマは牙がありませんからそのままそのままむしゃむしゃとは食べられませんし、そもそも生肉は食いたくないのでオエっとなってしまいます。この体制の長時間は辛いはず…飲み込めもしないものを大口開けて長時間口の中に入れておくなんてこちらにとってもけっこうな拷問です。しかし肉食野郎を放してしまったらヤツはまたおそいかかってくるかもしれない。うーんどうしたものか。
ここは嫌でも我慢してあむあむと噛んでしまうほか方法はない。どうにも動けないのならばできることを試しながら進んでいくしか方法はないのだから。
そうして私は頑張って噛みます。でも草食ですから歯が平らで、すりつぶすようにしか噛めないのです。肉食野郎の頭をすりつぶすように噛む。するとやっぱり汁みたいなのが出てきてオエっとなり、肉食野郎を吐き出してからアイスコーヒーで口の中の不快を取り除こうとするように、その辺に生えているハーブ系の草をむしゃむしゃ食べてその場を凌ぐのです。
その隙に、頭をゴリゴリやられちゃった肉食野郎はあまりの恐怖に、涙目で去っていきます。世の中にはこんな進化をとげようと頑張っているシマウマもいるんだと身体でその恐怖を感じとったのです。さすが野生。そして肉を喰らうはずの肉食野郎はこれがトラウマになって草も食べるようになるかもしれません。それはそれでいいことです。(何が?
で、こんなことを何度か繰り返しているうちに、群れられないシマウマはこの戦法で肉食動物と戦うように進化していきます。すり潰し型の歯も少しづつ鋭くなってギザギザの牙になってきました。だけどその牙は身を守るときにしか使いません。普段は草を食べて大人しくしています。一人静かにひっそりと草を食べてわずらわしい群れにお世話になることなく、時々肉食野郎と戦ってはオエっとなりつつ身を守る。
ん、理想のシマウマだ。
…どうしてレバ刺しが食べられないという話からこんなことになってしまったのだろうか。まぁ実際レバ刺しのことはどうでもいいんです、私の食べ物じゃないし。ただ、レバ刺しというものを一生だべられない私は、一度でいいからレバ刺しっていう言葉を使ってみたかったってコトです。友人みたいに「レバ刺し食いてぇなぁ。」とは言えませんから。
どのみちレバーは煮ても焼いても食えませんけどね。フォアグラも嫌いですけどね。草食系な私は理想のシマウマ目指して頑張っときます。
今年は午年ですからね。
そんな感じで今年の年賀状をシマウマにした次第です。

模様があるってイイことだ。



カテゴリ合ってますか…。
主婦日記とかには混ぜてもらえない気がするんですよ。
カテゴリ分けって難しい。音楽関連のトコに行ってもいいかなぁ。
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