楽しくバンド活動&日々の心の葛藤

いずきちは元気です。
週末はバンド活動、22:00までスタジオですから遊びに行くのはその後だ。
しかし、スタジオが終わるとゴーンと疲れますので、真っすぐお家に帰って横になりたいという、なんとも肉体がバーさんのような今日この頃でございます。
近頃すっかり歌しか歌わなくなった私ですからだいぶ慣れましたが、前は持ち物がマイクという小さなものだけなのが、なんとも寂しくて、ライブの時なんかは妙に心細いと感じたものです。
ベースやギターは抱えているだけでなんとなく安心感?のようなものがあります。楽器に身を隠すような心理というのでしょうか。そして目線も楽器にだけ向けていれば落ち着いていられます。しかも楽器を弾く人は楽器をがん見してても不自然じゃないんですから最高です。
正に鎧。かなり強めの鎧です。
伝説の鎧級だと思います。
それからドラムはもう、四方八方、まるで「巣」のように囲まれてますから絶対的な安心感があります。どんな敵が攻めてきても大丈夫。あの場所は城です。高い城壁に囲まれた「殿」が、リズムを決めるのです。
で、ヴォーカルですが…
マイクっていうのは面積が小さいです。
マイクに身を隠すことはできません。
ああ~何かに隠れたいこの気持ちをこのマイク一つでどうしましょう。と、まるで乙女のようにオドオドしてしまいます。でもそのオドオドもだんだん面倒になって、イライラしてきてしまいます。何の反動なのかはわかりませんが、ある一定の限界値を超えると何をやっても何とも思わない領域に入るのです。
だから私はちょっと説明しときたいのですが、最初から何も思わない「イッちゃってる人」なワケじゃないんです。本当です。本当は恥ずかしがり屋さんなところもあるし、もちろん繊細でもあるのです。
その証拠に、先日小学校に息子をむかえに行った時、外に出ていた担任の先生(男性)にバスの停留所のことで相談を持ちかけたら、今すぐに事務室に行って手続きをするといいですよ。と、とても親切に案内までしてくれました。
しかし私はその日、息子を学校の校門付近へむかえに行くだけだと思っていたので、ちょっとありえない服装をしていたのです。でも目の前に担任の先生がいたので、どうしたらいいのか聞いておこうと思い声をかけたワケなのですが、校内に入っていけるような格好ではないのです。
寒かったので、コートは彩度の高い真っ赤なコートでした。
でもこれはまだ許せます。赤いコート着てなにが悪い。と、言おうと思えば言えます。(あんまし言いたくないけど)
問題なのは、校内に入って行く場合は土足ではないというところなのです。
私は今日はどうしても靴を脱ぎたくないぞ…という気持ちだったのです。
だって私の履いていた靴下は、赤と白と黒のボーダー、まるでどっかの毒蛇のような色彩の、もこもも靴下だったのです。
この靴下は、お家に居る時限定の、寒さ対策靴下です。この靴下を履いて堂々とお外を歩きたくはありませんが、靴を脱ぐという場面がなければズボンを履いていて見えないのですから大丈夫だと思ったのです。(だって履きかえるのが面倒だったんだもん)

事務室は来客用玄関の目の前にあります。担任の先生は先にその玄関から靴を脱いで上がり、事務室のガラス窓をコンコンと叩いて中の人に説明を始めました。
私はその時、来客用玄関で立ち尽くしたまま、担任の先生の靴下を見ていました。
あんたはいいよ、普通の靴下だ。
黒か?紺色か?男の靴下ってのは、みんなそんなのばっかだね。
でもね、私の今日の靴下を見たら驚くぜ。
こんなの履いて学校来ちゃうんだ…とか思っちゃうぜ。
だから、脱ぎたくない。
でも担任の先生は、「どうぞ中へ入ってください。」とにこにこしながら言うのです。私は「しましまなので脱げません。」と素直に言いたかったけれど、そんなことが言えない乙女なのです。恥ずかしいじゃないですか。こんなしましまは恥ずかしいんです。
この究極の恥ずかしさに独り密かに耐え忍んでいると、この恥ずかしさがたまらなくなって途中で何かが弾けるようにブチっと切れてしまうんです。これはきっと私の防衛本能なのではないかと思います。あまりに精神に負担がかかる感情が大きくなってくると、麻薬のような変な物質が体内で作られてそれで恥ずかしさを感じなくなるのです。
その後、事務室の窓口でお話をしていて、いろいろありまして(本当に向こうが悪い)、その状況をはたから見たら、真っ赤なコートを着て毒蛇のようなしましま靴下を履いた金髪野郎が、事務室の前で暴れていた…というのが正しいその場の状況だったと思います。
息子よ、ごめん(>_<)
しかし、我が息子も入学式でとんでもないことをしてくれたので、おあいこだと思います。シーンと静まり返った講堂で、在校生が校歌を歌っている時に、新入生は起立して静かに歌を聴いているというのに、ありえないくらい変な生徒が…。
どこからどう見ても、指揮者。
しかも、すごく入っちゃってる指揮者。
身体で表現してる指揮者。
注目の的。
我が息子。
さすがに、おいヤメロ( ´_ゝ`)
と、思いました。(この私が)
それはDNA…と、バンドのメンバーも言っておりましたが、私も素直にそう思いました。
いつもくだらない心の葛藤の中で生きてます。
私も。そしてきっと息子も。



カテゴリ合ってますか…。
主婦日記とかには混ぜてもらえない気がするんですよ。
カテゴリ分けって難しい。音楽関連のトコに行ってもいいかなぁ。
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