先日、とある飲み会の帰りに性別は男性ですけれども「ママ」と呼ばれるステキな女性の友人の店に行きました。なじみのお店です。よく行くお店なんですよ。
ついこの間も後輩の奴らを連れて行ったばかりです。
後輩の奴ら↓

(我が家で息子と遊んでくれる良き後輩たち)
息子も夏祭りの夜店の帰り、早めにあけてもらったママのお店に行ったことがあります。大事な後輩も連れて行きます。MYファミリーを連れていける常に楽しいお店なのです。
どんなに騒いでも優しいママは怒りません。あんなに狭いお店のカウンターに登って歌って踊ってグラス割っても「いつものことだ。」とニコニコしているママなのです。
が、
がっ…ママはちょっとだけ大雑把なところがあるのではないかと私は思いました。
ママのお店にはいつも常連さんばかり…というか会員制ですから基本的に気に入らない人は入れないというなんとも我がままな作りのお店なんです。
だから、お客さん同士もそれなりに仲良くなれるし、会話も多い。
いつも私のことを皆さんに紹介してくれます。
いいんですよ、別に。本当のことを素直に説明してくれて、ぜんぜんいいんです。
前にもありました。
こんなことが…
【必要のない理由と、とんでもない結果 】でも今回はどんなふうに説明されたのかと言いますと、
「この女はねぇ、初めてあった人に突然
うるせぇな!クサレチンポ野郎!
って、叫ぶのよぉ~びっくりでしょ~♪」
と、言うのです……。
ぉいぉいぉいぉい。突然そんなこと言う人がいたらそりゃびっくりだ。
正直に言います。私はそんなことは言っていません。
そんな初対面の人に向かって「クサレチンポ野郎」だなんていくら私でも言えませんよ。
私は、
「うるせぇな、このキンタマ野郎!」とは叫びましたけれども
「クサレチンポ野郎!」とは言っていないのです。
この二つの暴言には決定的に違う部分があることにお気づきでしょうか。
そうです。「
クサレ」。この「
クサレ」はものすごく重要ですよ?

だって、腐れているかいないかではぜんぜん違うではないですか!
いくら私だって、知らない人に「お前のは腐れているんだ。」なんて断言できないじゃないですか。それは可哀想ってもんですよ。腐れているかいないかはちゃんと聞いてから言うべきです。聞いてみて腐れているんだったら言ってやってもいいとは思いますけれどもね。
そんでもって、ママに対して抗議をしたワケですよ。するとママは
「どっちだって同じじゃなあ~い。」と言うのです。
違う!
違うんだ!
絶対に違うハズだ!私はついつい、心の声で留めておけばよいものを声に出して熱く語ってしまいました。
「皆さん、聞いてください。キンタマ野郎とクサレチンポ野郎は違うと思いませんか!だって腐れているかいないかは重要で、私は、私はですね、知らない男性に対してそんな腐れているだなんて言える酷い女ではないのです!そこのところをですね、きちんとご理解して頂きたいのです!!!!」それなのにママはね…
「同じだっつぅの~。あはははー。」ウワァァァァンン違うじゃないか!私はまたしても頭のおかしい女だと思われる!
てか、
「うるせぇな、キンタマ野郎!」にだって、理由があったんです。
でもそこは当然また無視です。もう語る気もありません。
いつの時代も理由ではなく結果のみを受け止めるママが大好きなんですけれどもね。でもさぁ、結果を間違えちゃイカンと思いませんか。だってそんな「腐れ」なんて、そんな大事なところが「腐れ」だなんて、思ったとしても言えないじゃないですかっ。優しい私には無理です。優しさと愛に満ち満ち溢れている私には無理なんですよ。
しかし、心の底から優しい私は今度キンタマ野郎にあのお店で会ったなら、迷うことなく
「クサレチンポ野郎」と言うのでしょう。
なぜって…それは、大好きなママの間違った結果を正しいものにしてあげるためです。
ママの為なら私は、無理なことでもやってのけるのです。
美しき友情ですよ。クハハハ。
腐れ…腐れた脳みそを持っているのは、もちろん私です。
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